三億円少女。

まだ、DVDは手元にないけど、
今まで自分のなかに入ってきてる情報で感想を。



どうしても、一郎に感情移入してしまうんですけど、
まず、はじめに。
今ままでうまくいってたのに、大好きな女の子を
最後は不良のところに行っちゃうっていうのが悲しすぎる。


やっぱり女の子はちょっとワルなほうが好きなのか?
とか、「自分に持ってないものに魅かれる」とか。
とても悲しい。


その反面。
42年間もの長い間、愛し続けた、思い続けた女の子と、
楽しいひと時を過ごせた。そんな女の子と出会えた。
て言うのはとても幸せなことなのかなぁ。とか思いました。


最終的には、別の誰かと幸せになっちゃうかもしれないけど、
いま、この瞬間、毎日毎日向けられてる
自分への笑顔、自分をまっすぐ見つめてくれる瞳には
うそ、偽りはないのだから。
それをその、一つ一つを幸せだと感じて。


最後のシーンみたいに、たとえ妄想でも、
腕を組んで好きな歌を歌って幸せになれたら。
それはそれでハッピーエンドなのかなぁ?
なんて思っちゃいました。


…と、ここまでは舞台のはなしね。
現実では、やっぱりそんなに長い間思い続けちゃうような
大好きで、好きで好きでたまらないような。
愛しちゃってる女性は誰にもとられたくないでしょう。
草食男子とか言っちゃってるこの時代に。
強く生きなきゃいけないと思う。


劇中の一郎も強かったと思う。
でも、それでは依子を自分から自分のもとから守りきれなかった。
ジュンヤの危なっかしい不安定なところに
使命感的な、母性本能のようなものを感じさせてしまった。


そんなものすべてなぎ払えるような、
とてつもない強さ、誰もかなわないような。
本当に、本当に大切な人を守りきれる強さが欲しい。
雅ちゃんの依子をチラッとみてしまったから、
おいら、ムキになってしまったよ。