気がついたら…

気がついたら、布団の上だった。
そうか、誰かが運んでくれたのか。
コンサートどうなったかな?
お客さんも心配してるんだろうなぁ。

メンバーにも結局迷惑かけちゃったし。
りさこ役をやり遂げれなかった…。

落ち込んでもしかたがないので、
周りをよく見てみるとそこは自分の部屋だった。

そして何気なく枕もとにあったフォトアルバムを手に取り、
雅ちゃんの写真をながめていると、
最後のポケットに、見覚えのある紙が挟まっていた。
その紙には、【Berryz工房いくべ〜!】とかいてあった。

これがあるってことは、ただの夢ってわけでもなかったみたいだけど、
雅ちゃんからもらったときには裏は白紙だったのだが、
裏にもなにか書いてあった。

【お疲れ様でした。りさことしての生活はどうでしたか?
 あとは私にまかしてください。     りさこ】




これで終わりです。
明日からはキャプテンの視点から、この話を振り返ります。