キャプパート

ベリーズ〜わたしの体はりさこですか?〜
 キャプテンパート


目が覚めた。
カーテンを開ける。
「今日はベリ紺の日だ。よし。気合入れていくよ。」

キャプテンは朝起きて、
すぐに気合をいれていた。

手際よく身支度をして、
家を飛び出した。

「キャプテンだから一番に会場入りしないとね。」
頭の中で今日のコンサートをイメージしながら移動していると
すぐに東京厚生年金会館に着いた。

控え室に入る。
そこには雅がいた。
キャプ「一番だと思ってたのに。みや、今日、早いね。」
雅ちゃん「うん。なんとなく早く来たんだ。」

すぐに他のメンバーも入ってきた。
りさこはまだきていない。
キャプ「みんな、おはよう。あれ、りさこは?」
まあさ「りさこは見てないよ。」
雅ちゃん「え、さっきいたんだけど、トイレ行ってくるって。なんか様子へんだったけど。」
キャプ「え、変な様子?心配だなぁ。」
そのとき、ドアが開いた。
りさこが戻ってきたのだ。


りさこが戻ってきた。
りさこ「みんなおはよう。」
キャプ「りさこ大丈夫?」
キャプテンが心配そうにりさこに近づく。
りさこ「大丈夫だよ。」
キャプ「そう。じゃあ、今日のコンサート気合いれていくよ!」
キャプテンがそういうと、りさこは驚いたような表情を見せた。

キャプ「え、りさこもしかして知らなかったの?」
雅ちゃん「今日のりさこはちょっと、疲れてるのかな?」
少し間をおいて、雅が続けて言った。
雅ちゃん「リハーサルしてたらなんか調子でるかもしれないしさ。りさこ、
リハーサルいこう。」
りさこ「うん。」
みんなでリハーサルのためにホールに移動した。


東京厚生年金会館のホールについた。
今日は東京サイコーって叫ぼうかな?
いろいろ考えていると、雅ちゃんがりさこに何か渡してるのが見えた。

あの二人は本当に仲がいいや。
キャプテンは立ち位置などを慎重に確認して、
1時間ほどでリハーサルは終った。

そして、開演時間。
もうそろそろ本番だ。
会場からはいろいろな声援が聞こえる。
今日もいつもどおり開演まえに高まってるね
キャプ「じゃあうちらも円陣くむよ!」
いつものように円陣をくんだ。
キャプ「朝もいったけど、気合をいれて行きましょう。Berryz工房、いくべ〜!」

オープニングの音楽が流れ出す。
コンサートが始まった。




1曲目はベリーズ工房行進曲だ。
りさこ、ちゃんと踊ってんじゃん。
よかった。
わたしもがんばろ。

2曲目
マジ夏すぎるだ。
みやは間違えないで歌えるかな?
雅ちゃん「しおかぜにはこころのなか癒される〜〜♪」
りさこ「みやび〜!」
え、りさこ、みやびコール?
やっぱり今日のりさこ変だよ。


ここで自己紹介のMC。
みんなが順番に自己紹介していく。
最後は自分の番だ。雅ちゃんにふられて、自己紹介する。
キャプ「清水佐紀です。今日も7人で最高のコンサートにしたいと思いますよろしくおねがいしま〜す。」
そして、3曲目が始まった。素肌ピチピチだ
この曲は楽しく踊った。
4曲目は友情 純情 oh 青春だ。
よ〜し、激しく思いっきりおどるぞ〜。
ちょっと疲れた。
次は、熊井ちゃん千奈美、まあさのMC2なので、
雅、りさこ、桃子と一緒に自分は舞台そでに引っ込んだ。

あれ、りさこの様子がおかしい。
キャプ「りさこ!大丈夫?」
キャプテンが言い終わったとほぼ同時に、りさこは倒れた。



りさこは倒れた。
キャプ「りさこ倒れちゃったよ。」
まだ、MCがあけるまでには時間がある。
りさこは苦しそうだが、回復を待つようにした。

MCを伸ばせるようにまあさにサインを送ってみた。
まあさ「今日は、なぞなぞでもしようかな?」
MCの台本が終ったが、まあさがアドリブを聞かせ始めた。
千奈美「なぞなぞっていったら、キャプテンでしょう。」
熊井ちゃん「キャプテンカモ〜ン」

私はステージに走っていった。
キャプ「じゃあ、右にいくほど高くなっていくものはなんでしょう?」
会場からはさまざまな答えが聞こえる。
中には苦し紛れに適当に叫んでいるひともいるけど…
キャプ「正解はピアノでした。」
ステージではなぞなぞが続いている。



桃子「りさこ?大丈夫?」
りさこはまだ倒れている。でもさっきよりかなりよくなったようだ。
呼吸も落ち着いて、顔色も戻ってきている。
もうちょっとなんだけどなぁ。

桃子「みや〜!じゃあ、私たちで漫才でもしてくる?」
雅「うん。そうだね、なつももちゅだっけ?」
桃子「そうそう、うん。じゃ〜いこ〜〜♪」
雅と桃子はステージに走っていく。

私は、熊井ちゃん、まあさ、千奈美と一緒に舞台袖にはける。
ステージでは雅と桃子が懸命に漫才をしている。
桃子「℃-uteの曲っていい曲多いよね?みやは何の曲がすきなの?」
雅「そうだなぁ。私は、毎日わーらう♪毎日あーそぶ♪毎日エールをおーくーる♪」
桃子「ああ!僕らの夏焼ね!」
雅「僕らの輝き!名前使ってくれるのは嬉しいけど」

りさこ「ごめん、もう大丈夫だよ。」
りさこが気がついた。
キャプ「よし。じゃあ、時間おしてきてるから、もとの流れにもどすよ!」
それからは何事もなかったようにコンサートが続いた。
アンコールも無事に終った。
みんなで最後に感想を言っていく。
最後はキャプテンの番だ。やっぱりキャプはあれを言うだろう。
キャプテン「東京サイコ〜!」
おわり